30年で5,148万円の資産形成と1,004万円の節税対策│中小企業の経営者向け

30年で5,148万円の資産形成と1,004万円の節税対策│中小企業の経営者向け

創業2期目、順調に売上が増加していても不安を感じるときがありました。
会社員をやっていたときとは違って、会社と個人それぞれで考えてしまうのです。
事業に集中するためにも、経営者のメンタル面の安定は重要で、経営面でのセーフティネットとして経営セーフティ共済(倒産防止共済)をオススメします。
ただ、個人としては何をすれば良いのか、これだけやっておけば大丈夫!! みたない都合の良いモノがなかったので、実際に調べて実践したことをまとめます。

目的は資産運用ではなく、あくまで事業に集中するための将来的な不安を除く対策ですので、魅力的な投資や投機のお話しではありません。
ただし、簡単な手続きをするだけで「30年で5,148万円の資産形成と1,004万円の節税対策」できるので、かなりコスパが良いオススメです。

1.小規模企業共済に加入する

最寄りの商工会議所経由で、毎月70,000の積立設定をする。

小規模企業共済とは|5つのメリットと3つのデメリット

小規模企業共済は経営者/自営業者しか入れない共済なのですが、20年以上継続加入すれば元本保証され、掛け金は所得控除されるので最強の節税策です。
支払ったお金は運用されますので、もちろん資産運用としても十分魅力的です。

2.iDeco(イデコ)に加入する

SBI証券でiDecoを始めて、23,000円を積立設定する。

楽天か、SBIか?人気のiDeCoについてネット証券大手2社を比較!

iDecoは購入商品で証券会社を選ぶのがポイントなのでSBI証券を選ぶのが1番賢そうです。管理負荷を減らしたいなら、積立投資でオススメしている楽天証券にまとめるのも良いと思います。

3.積立NISA(ニーサ)に加入する

楽天証券で毎月33,333円を、クレジットカード支払いで積立設定する。 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)やeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を購入する。

積立NISAは年間40万円が上限なので、33,333円×12ヶ月=39,996円を上限にする必要があります。

4.積立投資をする

楽天証券で毎月16,667円を、クレジットカード支払いで積立設定する。

【お得です】楽天証券の特定口座で月16,667円積み立てる方法を解説!

楽天カードの積立投資は毎月50,000円まで1%ポイント還元される、業界最高の還元率です。商品ラインナップも充実しているので、この金額感で積立投資をするなら一択です。

あとがき

ひとり社長で起業して、決算申告(税理士でないとできない)以外のすべてを自分ひとりで処理してきました。

1年目は、会社経営に関する事務手続きの理解に苦労しました。
2年目は、社員採用したので労務系手続きも新たに増えました。

会社の基盤が安定してくると、経営者としては事業を頑張りたくなるので、個人のセーフティネット対策は後回しにしがちです。

でも、ここで後回しにしたことによって不安を感じ続けることこそ、その後の経営ストレスを増やす気がするのでさくっと終わらせておくことを強くオススメします。

画像引用:pixabay